基本形からの変換:
五段動詞は、ア段未然形とオ段未然形があるから、実際の接続によって、語尾を変換する。
例:書く->書か/書こ
一段動詞は、語尾の「る」を抜く
例:食べる->食べ
カ変動詞とサ変動詞:
来(く)る->来(こ)
する->し、せ、さ
使い方:
- 否定
- ヴォイス:可能・受動・使役
- 意向
否定:
五段動詞のア段未然形+ない
一段動詞の未然形+ない
カ変動詞の未然形+ない
サ変動詞の未然形(し)+ない
例:
行く->行かない
食べる->食べない
来(く)る来(こ)ない
する->しない
例文:
この天気なら、行かないほうがいいかな/這種天氣還是不去好了
ヴォイス
可能:
五段動詞のア段未然形+れる->エる
一段動詞の未然形+られる
カ変動詞の未然形+られる
例:
行く->行かれる(可能の形態)->行ける(約音後の形)
食べる->食べられる
来(く)る->来(こ)られる
する->できる(注意)
例文:
木村さんは日本語を話せる/木村先生會講日文
受動:
五段動詞のア段未然形+れる
一段動詞の未然形+られる
カ変動詞の未然形+られる
サ変動詞の未然形(さ)+れる
例:
行く->行かれる
食べる->食べられる
来(く)る->来(こ)られる
する->される
例文:
私は部長に叱られる/我被部長斥責了
( 「私」は部長が叱る人 )
私は朝、混む電車で人に足を踏まれた/我早上在擁擠的電車上被人把腳踩了
(足は私の一部分だけど、「私の足を踏まれた」の使い方は詳しすぎるので不自然)
この橋は七年前に建てられた/這座橋七年前(被)建成
この作品は、ハイエクによって書かれた/這個作品是由海耶克寫成的
(ハイエクを強調)
私は弟に大切な本を破られた/我被弟弟弄破了珍貴的書
(「私」は弟が本を破ることによって被害を受けた)
使役:
五段動詞のア段未然形+せる
一段動詞の未然形+させる
カ変動詞の未然形+させる
サ変動詞の未然形(さ)+せる
例:
行く->行かせる
食べる->食べさせる
来(く)る->来(こ)させる
する->させる
父は私を留学させた/父親讓我去留學
(「留学する」は自動詞。「私」は執行者)
先生は、私に日本語を勉強させた/老師讓我學習日文
(「勉強する」は他動詞。執行者は「私」、目的語は「日本語」 )
意向:
五段動詞のオ段未然形+う
一段動詞の未然形+よう
カ変動詞の未然形+よう
サ変動詞の未然形(し)+よう
積極的に相手を誘う時の言い方
例:
行く->行こう
食べる->食べよう
来(く)る->来(こ)よう
する->しよう
例文:
明日は北海道に行こう/明天去北海道吧